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越前市の中古住宅リフォーム補助金を徹底解説|最大いくら?申請の流れ

文・設計部 監修・川端 武志
越前市の中古住宅リフォーム補助金を徹底解説|最大いくら?申請の流れ

この記事のポイント

  • 中古住宅リフォーム事業補助金は中古住宅購入者が最大140万円、大家が最大120万円が上限です。
  • 補助額はリフォーム費用の3分の1か基本額50万円+加算額のいずれか少ない方です。
  • 対象住宅は、中古住宅購入者の場合は申請年度または前年度に購入し、おうちナビに登録されていた住宅、大家の場合はおうちナビに登録されている住宅が基本です。中古住宅購入者は、対象者区分と10年以上の居住要件などを満たす必要があります。
  • 契約前に事前相談と交付事前確認を済ませておく必要があります。これを済ませずに契約すると補助対象外になります。
  • 申請は予算上限に達し次第終了します。希望する方は早めに窓口へ相談してください。

越前市の中古住宅リフォーム補助金は、要件を満たせば中古住宅購入者で最大140万円、大家で最大120万円が交付されます。対象条件から交付申請・実績報告までの流れを具体的に解説します。

越前市のリフォーム補助金とは、市内の住宅などの改修工事にかかる費用の一部を補助する制度のことです。対象工事や申請条件は制度ごとに細かく定められており、補助額も一律ではありません。利用を考えている方は、申し込み前に最新の情報を確認しておきましょう。


越前市の中古住宅リフォーム補助金は最大いくらもらえる?

越前市で中古住宅をリフォームする際に使える主な補助金は「中古住宅リフォーム事業補助金」で、中古住宅購入者は最大140万円、大家は最大120万円が上限です。

断熱性能向上リフォーム補助金の上限額

断熱性能向上に特化した「断熱性能向上住宅リフォーム補助金」という制度もあります。ただし令和8年度の申請期間は4月27日から8月31日までで、すでに受付は終了しました。予算上限に達し次第締め切られる仕組みです。断熱単独の工事を目的にこの制度を使うことは、今はできません。

中古住宅リフォーム事業補助金の上限額

中古住宅を購入してリフォームする方向けの「中古住宅リフォーム事業補助金」は、現在も案内が続いています。中古住宅購入者としてリフォームする場合の上限は140万円、大家が賃貸目的でリフォームする場合の上限は120万円です。

補助額は工事内容・性能によって変わる

補助額は一律ではありません。リフォーム費用の3分の1と、基本額50万円に加算額を足した金額を比べ、少ないほうが採用されます。同じようなリフォーム内容でも、加算の有無で受け取れる額は変わります。対象条件は次の章で確認してください。

補助金の対象になる人・住宅の条件

補助金を受け取るには、中古住宅購入者の場合、子育て世帯・新婚世帯・移住者・就農者・伝統産業就労者などの対象者区分のいずれかに該当し、10年以上越前市に居住することなどが必要です。大家には10年以上の居住要件は適用されません。住宅についても、おうちナビへの登録状況など所定の要件があります。

対象となる住宅の要件

対象は、越前市の空き家情報バンク「おうちナビ」に関する要件を満たす中古一戸建て住宅です。中古住宅購入者として申請する場合は、申請年度または前年度に購入した住宅で、購入時におうちナビに登録されていたことが必要です。大家として申請する場合は、リフォームする住宅がおうちナビに登録されていることが条件です。所有権2分の1以上の保有、居宅部分の床面積70㎡以上といった要件もあるため、購入予定の住宅が当てはまるかどうかは契約前に窓口へ確認してください。

申請できる人の条件

中古住宅購入者として申請する場合は、子育て世帯・新婚世帯・移住者・就農者・伝統産業就労者などの対象者区分のうち1つ以上に該当する必要があります。また、10年以上越前市に居住すること、対象住宅の所在地に住民登録すること、越前市税を滞納していないことなどが条件です。住民登録は原則として申請年度の2月15日までに済ませる必要があります。大家には10年以上の居住要件は適用されません。

対象となるリフォーム工事の種類

補助対象は、暮らしに関わる住宅本体の工事が中心です。一方で、解体・除却のみの工事や家具・家電の購入は対象外です。太陽光発電設備や付属建築物の修繕なども補助の対象には含まれません。リフォームなら何でも対象になるわけではないため、見積もり段階で窓口に相談しておきましょう。

気流止め工事など断熱リフォーム特有の条件

断熱性能向上住宅リフォーム補助金自体は、現在申請を受け付けていません。制度上は、床の断熱で熱抵抗値2.2以上、天井で4.0以上の断熱工事や、それらの断熱工事とセットで行う、断熱材をベースとした気流止め工事などが対象とされていました。気流止めとは、壁の中を伝って冷気や暖気が逃げるのを防ぐ施工です。断熱材を入れるだけでは効果が出にくい部分を補う工事になります。同様の性能を重視したリフォームを考えている方は、制度再開の有無を含めて窓口に直接問い合わせてみてください。

申請から補助金入金までの流れ

中古住宅リフォーム事業補助金は、契約前の事前相談から始まり、工事完了後の実績報告を経て初めて補助金が振り込まれる仕組みです。

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STEP1:事前相談

まず、工事請負契約を結ぶ前に建築住宅課へ事前相談します。対象者や住宅、工事内容が補助要件に該当するか確認してください。

STEP2:交付事前確認

様式第1号とチェックリスト1~3、該当する添付書類をそろえて交付事前確認書を提出します。受理から結果通知まではおおむね1週間です。結果通知前に契約すると補助対象外になるため、通知を受け取ってから契約へ進みます。

STEP3:リフォーム会社との契約・着工

結果通知を受け取ったら、リフォーム会社と契約して工事に着工します。工事完了後、支払いを行い、中古住宅購入者は原則として申請年度の2月15日までに対象住宅の所在地へ住民登録を済ませます。

STEP4:交付申請兼実績報告兼請求

工事完了後は、様式第2号やチェックリスト4、契約書・領収書、工事前後の写真などをそろえて交付申請兼実績報告兼請求書を提出します。提出期限は原則として申請年度の2月末日までで、やむを得ない事情がある場合は3月15日まで延長できる場合があります。

STEP5:補助金の交付

市の審査を経て補助金が交付されます。書類に不備があると手続きに時間がかかる可能性があるため、必要書類はチェックリストに沿って準備してください。

申請に必要な書類と準備のポイント

必要書類は事前確認の段階と実績報告の段階で内容が異なります。どちらも様式とチェックリストに沿ってそろえる仕組みになっています。

事前確認時に必要な書類

事前確認の提出時には、様式第1号とチェックリスト1~3に加えて、該当する添付書類を用意します。どの添付書類が必要かは住宅の状況によって変わります。事前相談の際に建築住宅課へ確認しながら準備を進めると安心です。

実績報告・請求時に必要な書類

工事完了後の交付申請兼実績報告兼請求書では、様式第2号とチェックリスト4のほか、契約書や領収書、工事前後の写真、決算書などを添付します。写真は工事前と工事後の両方が求められますので、リフォーム会社に依頼する段階で撮影を忘れないよう伝えておきましょう。

申請前に知っておきたい注意点

越前市のリフォーム補助金は、予算上限に達し次第終了する仕組みです。検討しているなら早めに動くことが肝心です。

申請期間と予算上限に達すると受付終了になる

中古住宅リフォーム事業補助金は、原則として予算がなくなり次第受付が終了します。市も早めの申請を呼びかけており、計画が固まってきたら早い段階で事前相談を済ませておきましょう。

着工後の申請は対象外になる場合がある

事前確認の結果通知を受け取る前に工事請負契約を結ぶと、補助対象外になります。リフォーム会社との契約を急ぎたくなりますが、順番を間違えると補助金を受け取れなくなるため注意が必要です。

補助金と併用できる制度・できない制度

補助金は制度ごとに併用条件が異なります。たとえば、越前市の断熱性能向上住宅リフォーム補助金は、国の補助金を活用する事業との併用ができないと案内されています。中古住宅リフォーム事業補助金を含め、複数の補助金を使いたい場合は、申請前に市の窓口へ工事内容を伝えて併用できるか確認しておきましょう。

越前市のリフォーム補助金に関する相談窓口

補助額や対象条件は年度ごとに見直されることがあるため、最終的な判断は越前市建築住宅課への確認が一番確実です。

制度の最新情報を確認できる問い合わせ先

中古住宅リフォーム事業補助金や中古住宅取得事業補助金についての相談は、越前市建設部建築住宅課が窓口になっています。電話番号は0778-22-3074で、受付時間は平日の午前8時30分から午後5時15分までです。令和8年度の制度は前年度から内容が変更されており、手元の資金計画と照らし合わせながら、購入予定の住宅がどの要件に当てはまるかを早めに相談してみるとよいでしょう。

まとめ

越前市で中古住宅を購入してリフォームを考えている人や、補助金の上限額・対象条件・申請手順を具体的に知りたい人にとって、参考になる内容です。中古住宅リフォーム事業補助金は、中古住宅購入者であれば最大140万円、大家であれば最大120万円まで交付されます。ただし、中古住宅購入者は子育て世帯・新婚世帯・移住者・就農者・伝統産業就労者などの対象者区分に該当し、10年以上の居住要件や住宅のおうちナビに関する要件などを満たすことが前提です。契約前の事前相談や交付事前確認を忘れると補助対象外になってしまう点も見落とせません。契約を結んだ後では間に合わないため、手続きの順番には注意が必要です。予算の上限に達すると受付が終了する場合があるため、検討の方向性が固まったら早めに建築住宅課へ相談してみてください。まだ条件を満たすかどうか分からない段階でも、窓口で確認できます。

※掲載内容は執筆時点の情報です。最新情報は各自治体・関係機関の公式ホームページをご確認ください。

出典

  1. 越前市中古住宅リフォーム事業補助金 - 越前市 — https://www.city.echizen.lg.jp/office/070/040/teijyu/tyukojyutakureform.html
  2. 【申請期間終了】断熱性能向上住宅リフォーム補助金 - 越前市 — https://www.city.echizen.lg.jp/office/kankyounourin/051/hojyoseido/reform.html
  3. 住みたい!を応援します(住宅に関する補助制度) - 越前市 — https://www.city.echizen.lg.jp/office/070/040/teijyu/hojyo.html
  4. https://www.city.echizen.lg.jp/office/070/040/teijyu/hojyo_d/fil/hojokinichiran.pdf — https://www.city.echizen.lg.jp/office/070/040/teijyu/hojyo_d/fil/hojokinichiran.pdf

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よくある質問

Q. 越前市の中古住宅リフォーム補助金は最大いくらもらえますか?
A.

越前市中古住宅リフォーム事業補助金では、要件を満たす中古住宅購入者は最大140万円、賃貸目的でリフォームする大家は最大120万円が上限です。補助額はリフォーム費用の3分の1と、基本額50万円に各種加算を加えた額のいずれか少ない方で決まります。加算にはまちなか居住区域加算70万円、子ども3人以上加算20万円があります。

Q. 越前市の断熱性能向上住宅リフォーム補助金とはどんな制度ですか?
A.

主たる居室と寝室・脱衣室・浴室などをセットで断熱改修する工事に対し、施工費の3分の1(上限120万円)を補助する越前市独自の制度です。令和8年度の申請期間は4月27日から8月31日までで、今年度分の受付はすでに終了しています。次年度以降に同様の制度が実施されるかは、越前市への確認が必要です。

Q. 断熱性能向上リフォームではどんな工事が対象になりますか?
A.

外窓やガラスの交換、内窓の設置、玄関ドアの取替えなどの開口部工事が対象です。加えて、床(熱抵抗値2.2以上)や天井(熱抵抗値4.0以上)の断熱工事、それらとセットで行う断熱材をベースとした気流止め工事も対象に含まれます。現況調査費や仕上げ工事、足場代などの諸経費は対象外となる点に注意が必要です。

Q. 気流止め工事とは何ですか?
A.

壁の中や床下・天井裏にできる隙間から室内の暖かい空気や冷たい空気が逃げるのを防ぐため、断熱材を使って空気の通り道をふさぐ工事です。越前市の断熱性能向上住宅リフォーム補助金では、この気流止め工事も断熱材をベースとした工事として補助対象に含まれています。見た目では分かりにくい工事ですが、断熱性能を高めるうえで重要な部分です。

Q. 越前市の中古住宅リフォーム補助金はどうやって申請しますか?
A.

契約前に建築住宅課へ事前相談のうえ、様式第1号やチェックリストなどを添えた交付事前確認書を提出し、結果通知(おおむね1週間後)を受けてから契約・着工する流れです。工事完了後は交付申請兼実績報告兼請求書を提出し、審査を経て補助金が交付されます。住民登録は申請年度の2月15日まで、交付申請兼実績報告兼請求書の提出は2月末日までが原則の期限です。

監修者

川端 武志

川端 武志

株式会社川端工務店 代表取締役 / 一級建築士

福井県越前市を拠点に、土地探しから設計・施工・アフターまでワンストップで住まいづくりを手がける。地域の気候風土に合わせた、長く快適に暮らせる住宅設計を得意とする。

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